活動予定

   関東大学テニスリーグのみどころ <男子>
  

 大学王座連覇へ向けて、通らなくてはならない試練、『関東大学テニスリーグ』がいよいよ、昭和の森テニスクラブにて開催される。全日本学生テニス選手権大会での佐藤文平(スポ3)の劇的初優勝から、早一ヶ月、大学テニス部員の夢の舞台『王座』への出場権をかけた熱き戦いの幕が上がろうとしている。

今大会も早稲田を中心に展開していくことは間違いないだろう。春関、インカレ、夏関において多くのタイトルを獲得している早稲田。インカレでは大会史上初の男女単複4冠を惜しくも逃してしまったが、今年もその戦力は強大である。昨年の大会では他を圧倒する強大な戦力で優勝した早稲田。一昨年の大学王座での屈辱の敗北から一年、王座奪還のために必死になって練習に取り組んでいた成果であった。しかし、今年は状況が違う。王者として臨む今大会、そのプレッシャーは計り知れないものだろう。挑戦者から王者となった今、早稲田に油断は許されない。それでは早稲田のすぐりし精鋭たちを紹介していこう。

 まずは、早稲田の主将浅野弘辞(社4)。昨年の王座優勝メンバーで、今年は主将としてこのスター軍団をまとめる。この男の勝利が早稲田の勝利を呼び込む。浅野と同じく、最後の年となる4年生を紹介しておこう。渡辺隼(スポ4)。その存在感は他を圧倒する。早稲田に勢いをつけるにはこの男の活躍は必須だろう。他大学には脅威になるに違いない。そして、早稲田唯一無二のレフティー中川優介(スポ4)。去年は王座に出場できずに悔しい思いをしたが、今年はその悔しさをバネに練習に取り組んできている。最後の年、4年生の今大会にかける思いは誰にも負けない。

 そして、早稲田史上初の同学年に2人のインカレチャンピオンがいるタレント揃いの3年生を紹介しよう。まずは早稲田が誇るエースの二人、成瀬廣亮(スポ3)と佐藤文平(スポ3)だ。成瀬は昨年のインカレで優勝し、佐藤は今年、混戦を征し初優勝を果たした。この二人のチャンピオンの存在は大きな壁となって、他大学の挑戦を跳ね除けていくだろう。そして、ダブルスのスペシャリスト前原健太朗(スポ3)も忘れてはいけない。ダブルスの絶対王者はその強さを誇示し勝ち続ける。もちろん、タレント揃いのこの学年において、タレントはこの3人だけではない。羽石祐(スポ3)は一昨年のリーグ戦では全勝で早稲田に勢いをつけたムードメーカー。昨年は出場機会に恵まれなかったが、今年こそはと虎視眈々とレギュラーの座を狙っている。一昨年の再現なるか、活躍を期待したい。青木亮(社3)はどんな強打でも無にしてしまう、天性の粘りでじわりじわりと相手を追い詰める。団体戦でのキープレーヤーになるだろう。そのバックハンドの威力はエース成瀬にも引けをとらない瀬野圭紀(スポ3) 。満足いく成績は出せていないが、今大会を機にブレイクしてほしい選手だ。

 最後に、フレッシュな下級生を紹介しよう。言わずと知れた早稲田の看板選手、吉備雄也(スポ2)は昨年の王座ではMVPを獲得。先日の毎トーでも抜群の安定感で優勝し、その勢いは止まることを知らない。その吉備と高校時代からのライバル、小山慶大(スポ2)は春関では吉備をあと一歩のところまで追い詰めた。そのセンス溢れるテニスで、相手を圧倒する。青田武仁(社2)は夏関でのブレイクをきっかけに、今後伸びてきそうな選手だ。ショットの当たりの厚さは早稲田の中でもトップクラス。その爆発力に期待したい。そして、フレッシュな一年生、上本武(スポ1) 。いまや珍しくなってしまったサーブ&ボレーが持ち味。そのボレーのセンスは抜群。以上、早稲田の選手を紹介してきたが、リーグはチーム戦。何が起こるかわからない。万全の態勢で大会に臨みたい。

また、今大会のキーワードは「どこが早稲田を止めるのか」である。早稲田に勝たなくては、優勝は見えてこないと、どの大学もこの一年、早稲田を倒すことを目標にやってきている。その中でも、要注意は法政大学だ。昨年の王座決勝での敗戦から一年、打倒早稲田を掲げ、選手の強化に力を入れてきている。個人戦でも早稲田に対する気迫はすごいものがある。王者として今大会を迎える早稲田は、この挑戦を跳ね除けなくてはならない。

ダブルスの名手、佐地竜介・古城泰裕(亜大4・3)にエース大塚真之助(亜大3)・富田真吉(亜大2)を擁する亜細亜大学。ジャパンベスト16のエース岩橋祐介(筑波大4)を筆頭に侮れない選手の多い筑波大学。昨年、江戸(H18卒)・前原(スポ3)を撃破した金原拓人(中大4)・三橋洋裕(中大2)や、大型新人千葉直也(中大1)擁する中央大学。そして、インカレで成瀬(スポ3)を撃破した李大東(日大4)を筆頭に、植木竜太郎(日大4)、稲葉健太(日大2)、宮腰洋人(日大2)など底力を持った選手が多い日本大学。最後に、主将永野泰介(法大4)を中心に、最近ブレイクしている小林太郎(法大2)、芝田雅司(法大2)、ルーキーの有松達矢(法大1)など人材豊富な法政大学。

どこも簡単に勝てる相手ではない。団体戦は何が起こるかわからない。勝つための準備が出来ているところが勝つのだ。大学テニス界の覇権はどこにも譲れない。「覇者」という称号は早稲田のためにあるものだから。岐阜の夜空に、「紺碧の空」が響き渡るその日まで、早稲田は勝ち続ける。

 

紺碧の空

1.                  2.

紺碧の空 仰ぐ日輪           青春の時 望む栄光

光輝あまねき 伝統のもと        威力敵無き 精華の誇

すぐりし精鋭 闘志は燃えて       見よこの陣頭 歓喜あふれて

理想の王座を 占むる者われ等      理想の王座を 占むる者われ等

早稲田 早稲田             早稲田 早稲田 

覇者 覇者 早稲田           覇者 覇者 早稲田

 

                           文責:田中集


 

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