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小学生テニス教室
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調査研究 〜ショートテニス体験後の心の変化〜

 
2000年7月、8月に開催したテニス教室に参加した者のうち、小学生1年生から3年生の計89名(男子48名、女子41名)を対象とし、その親に子供について答えてもらうという形式、無記名式によって質問紙調査を実施しました。

<全体について>
 
「元気よくなった」「目標を達成しようとするようになった」「挨拶、お礼ができるようになった」「意欲を持って物事に取り組むようになった」「目を輝かせるようになった」「何かに負けたり失敗すると悔しがるようになった」「イキイキするようになった」「物事に真剣に取り組むようになった」という各項目で変化がみられた。

自由記述欄について>
「心の変化」と思われるものが関係しているものを原文のまま以下に示す。

・「いつかは自分もお兄さん、お姉さんのように上手になりたい」というようになった。
     一言のアドバイスで少し前まで出来なかったことが出来た時、自信に満ちた目の輝きを見せるようになった。
     子供の持っている力は回りの人(大人)のちょっとした言葉で、色々な可能性を引き出せるものだと感じた。色々な経験をさせることは子供に何か自信と強さ、たくましさ、やさしさ、くやしさなど様々なものを得られると思った。
     テニスが少し上達したことが本人にも分かり、また、猛暑の中2日間頑張ったという達成感はあったと思う。
     日頃は、夏休みの宿題をやるのも嫌そうに文句をいうことが多いが、今回の教室では一日テニスをやってきて、疲れているはずなのに自分から「テニスの宿題やる」といったので驚いた。
     最初はあまり乗り気でなかったのに先生方にほめられて嬉しかったらしく、帰ってからも、「僕が一番うまかったのだ」「先生がまた明日あいましょうと言っていたから、明日もいかないと」と言っていた。また、2日目の朝も出発時間前から早く行かないのかとせかせかしていた。
     二日目は実力よりも上にクラスであったせいか、前日よりも思うようにいかず少し落ち込んでいたが、弱音ははかなかった。またあまり人のことを評価することがなかったにも関わらず、「僕のグループにすごく上手な子がいたよ」と何度も言って、自分と比べて上手な子に「すごい」という気持ちがでたようだった。
     テニスが好きになり、上手になりたいと思っていたことと、ゲームをして勝ったときにイキイキとした明るい表情をみせるようになった。
     自己主張をはっきりとするようになった。
     二日目のテニス教室があった日の絵日記に「うちほりくんとぼくでだぶるすのしあいをしたけど、おんなのこにまけました。でもたのしかった。またがんばりたいな」と書いてあった。
     表情が明るくなった気がする。
     「気合を入れて頑張ろう」とよく言うようになった。
     以前はテニスに連れて行ってもさほど興味を示さず、ただ終るのを待っているという状態でしたが、最近は自分も一緒にやりたいという表情が出てきて、またテニスをしている最中もとても熱心で少々驚いている。
     日常生活で感情の起伏が激しくなってきたように思われるが、これがショート・テニスによるものなのか、年齢によるものなのか分かりかねる気がする。
     全くの初心者ではじめて二日で、試合に負けてラケットを投げて悔しがって泣いて いたのですが、あのように勝ち負けにこだわるようになったのかと驚いた。
     新しいことに何でも取り組みたがるようになった。
     難しいことほど積極的に参加したがるようになった。(キャンプのテント張り、食事の準備、食器洗い、つりなど)
     厳しく教えてくれているので子供もすぐに雰囲気を感じ取り、キッチリやろうと大きな声で返事をするようになっていた。
     普段と違うスポーツができて自信を持った。
     物事がうまくいかないと今までは泣いてメソメソして悔しがっていたが、そのことについて一つ一つ自分自身が思うようなカタチになるまでは、何度でもチャレンジしていこうとする粘り強さが大きくなった。
     挨拶が大きな声でよく出来るようになっていた。
     友達が上手に出来ていたこと、先生方がとても親切で優しくして下さること、両親と一緒に行動できること、友達の両親も暑い中大変であったことなど、自分の事だけでなく回りの人たちのことやその人たちの苦労を理解し、さらにその全てが自分の楽しみに結びついていることを深く考慮できるようになった。
     (今まで今回のように長時間走り回ったことがなかったので)最後までやれたということで自信を得た。
     テニスについて興味を持つようになり、父親をテニスに誘ったりと積極性がでてきた。
     テニスに対して意欲を持つようになり、一生懸命練習するようになった。
     挨拶の声が大きくなつた。
     人前に出た時恥ずかしがっていたのが、少し恥ずかしがらなくなった。
     試合で負けたことをとても悔しがるようになった。
     はじめてのグループの中でもコミュニケーションがとれるようになった。
     「パパ兄貴ばかりじゃなく僕もみてよ」といった、このような自己顕示性は他の習っているスポーツではなかった。
     友達とうちとけるようになった。
     次もこの教室に参加したいと前向きに考えていた。
     教えてもらったことを他の人に教えたがるようになった。
     テニスという一つのことを人と一緒に考え、練習したりする中で、自分のことを考え、そして相手のことも考えるようになった。
     集中力がついた。
     友達と一緒に頑張ろうとする気持ちが出てくるようになった。
     粘り強くなった。
     同じグループの中に仲の良くない子がいても仲良くするようになった。
     人見知りをしなくなった。
     友達を自分から作れるようになった。
     以前は「あーだ、こーだ」と言ってごまかそうとしていたのに素直に家の仕事をしてくれるようになった。
     短い時間でしたので、子供の大きな変化として具体的に感じるほどまで変わったとは思えないが、テニスが好きになり、早くうまくなりたいという情熱が沸いたのは明確だった。
     性格が二日間の前後で目に見えて変化するということはなかったが、自信がついた。

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